2004-04-20 第159回国会 参議院 内閣委員会 第11号
○政府参考人(近石康宏君) 暴力団犯罪に関しましては、従来の暴力団組織の威力を背景としたものに限りませず、外国人犯罪組織と連携した集団密航事件、また異なる暴力団に属する者や来日外国人等の多種多様なグループが、グループを構成して行う薬物事犯等、自らが属する組織と直接かかわらない形態による犯罪も多数敢行されているところであります。
○政府参考人(近石康宏君) 暴力団犯罪に関しましては、従来の暴力団組織の威力を背景としたものに限りませず、外国人犯罪組織と連携した集団密航事件、また異なる暴力団に属する者や来日外国人等の多種多様なグループが、グループを構成して行う薬物事犯等、自らが属する組織と直接かかわらない形態による犯罪も多数敢行されているところであります。
まず、暴力団犯罪につきましては、従来のいわゆる暴力団組織の威力を背景にした犯罪、これは現在もちろんありますし、資金源的に言いますといわゆる伝統的な資金源と、このような犯罪は今もあるわけでございますが、ここにとどまらず、最近では、先ほども御説明を申し上げましたが、外国人犯罪組織と連携した集団密航事件とか、あるいは不法入国を目的といたします偽装結婚事件、あるいは異なる暴力団に属する者とか来日外国人等々、
○政府参考人(近石康宏君) まず、暴力団犯罪でありますけれども、従来の暴力団組織の威力を背景としたものに限らず、外国人犯罪組織と連携した集団密航事件、不法入国を目的とする偽装結婚事件、あるいは異なる暴力団に属する者や来日外国人等、様々な人間がグループを構成して薬物密売事件を敢行するなど、自ら属する暴力団組織と直接かかわらない形態による犯罪も多数敢行しているところであります。
集団密航事件なんですが、蛇頭と通称されておりますけれども、いわゆる密航請負組織と言えようかと思いますけれども、中国からの集団密航事件にこの種の密航請負組織が暗躍をしておりまして、中国本土における密航者の勧誘、引率あるいは搬送、そして日本における密航者の受入れ、かくまい、隠匿、そして仕事のあっせんまでを取り仕切っているという状況でありまして、私どもの掌握しているところでは、いわゆる暴力団、暴力団員がその
○国務大臣(村井仁君) 私ども承知しております限りでは、中国からの集団密航事件につきまして、その密航者の勧誘でございますとか、あるいは引率、搬送、日本における密航者の受入れ、隠匿、それから仕事のあっせん、こういったことまで取り仕切る密航請負組織のことをいうと。いわゆる蛇の頭と、こういうふうに書くわけでございますけれども、国境を越えて暗躍する。
○国務大臣(村井仁君) 過去五年間における集団密航件数でございますけれども、失礼、集団密航事件、警察及び海上保安庁が平成九年に七十三件、千三百六十人を検挙した事例がございますが、それ以来、だんだん減少する傾向にございましたけれども、十三年には増加に転じまして、二十二件、三百十六人増の四十三件、四百十九人を検挙したわけでございまして、その九割弱が中国人であるということを承知しております。
○佐々木知子君 集団密航事件はどれぐらい摘発されておりますか。これは警察とそれから海上保安庁と、海と陸とで管轄が違うのでちょっとややこしいんですけれども、お答え願えますか。
各都道府県警察におきましては、通訳人の登録、派遣手続等を定めた通訳人運用要綱の制定、通訳人を統一的に管理運用する通訳センターの設置等を行っているほか、集団密航事件等、都道府県警察単独では通訳人を確保できない事案に備え、各管区警察局に通訳人の応援派遣を円滑に行うための管区通訳センターを設置するなどしているところであります。
次に、松江地検検事正から、島根県は東西に長く、交通に時間を要し、職務の連絡に不便であるとの実情が述べられ、このため検事正及び次席検事は、ファクシミリ等により事件の報告を受け、月に一回、決済のためみずから各支部に出向いていること、集団密航事件、大量の覚せい剤密輸事件など外国人犯罪がふえていること等の説明がありました。
最近も、大規模な集団密航事件や外国人の関係する大量覚せい剤密輸入事件の摘発など、国民の不安を引き起こすような事件が相次いで発生しているところであります。
最近も、大規模な集団密航事件や外国人の関係する大量覚せい剤密輸入事件の摘発など、国民の不安を引き起こすような事件が相次いで発生しているところであります。
それから、もうこれは平成四、五年ごろから顕著なトレンドですが、集団密航事件が大変ふえております。この三年ほどは一年で千名を超える検挙が海上保安庁、それから警察の間で続いております。 それから、三番目は、薬物、特に覚せい剤の密輸事件がふえておりまして、いわゆる五十キロ以上を我々は大量覚せい剤密輸入事件と呼んでおるんですが、こういう事件が最近多発をしております。
ただ、これも委員御指摘のように、船舶を利用した集団密航事件が多発しておる。そしてその形態も、蛇頭組織等によって非常に組織的な犯罪が悪質化しておるということでございますので、こういう問題については厳正に対処する必要があるというのは当然のことでございます。
詳細は省略いたしますが、集団密航事件は昨年、一昨年と検挙者が千人を超えるという状況で多発の傾向にありまして、本年も九月二十六日までに七百五十八人を検挙しております。この福島県の検挙はここ十年間では初めての事件でございますが、全国的に見ますと密航者の上陸場所はふえております。
我々は、外国人登録法の一部を改正する法案については、平成四年の外国人登録法の一部改正の際の衆参両議院法務委員会における附帯決議の趣旨及び指紋押捺制度の廃止など外国人登録制度をめぐる国内外の強い要請を踏まえ、また、出入国管理及び難民認定法の一部を改正する法律案については、平成九年に集団密航事件に適正、厳格に対処できるようその一部が改正されたところでありますが、その後も不法入国事件は減少に転じたとは言えない
我が国におきましても、来日外国人による薬物犯罪でありますとか、たびたび言われておる集団密航事件等が深刻さを増し、またこれに関し日本の暴力団との連携動向も、二十一世紀のとば口としてどんどん広がると思われますが、見られるところであります。 こうした組織的な犯罪への対策は、サミットや国連の場で継続的に議題に取り上げられるなど、国際的に重要課題になっておる。
○政府委員(金重凱之君) 先ほど来御答弁させていただいておりますけれども、集団密航事件のほとんどがこういう蛇頭を初めとする国際的な密航請負組織というのが関与しておるということでございます。
検挙した集団密航事件の捜査の過程で、別の未検挙の集団密航事件を把握するというような場合もあるわけでございます。 例えば、去年の五月でございますけれども、これは千葉県警が検挙したものでございますが、四十五人密航者を逮捕しまして、その後の捜査をしましたところが、その四十五人の密入国を手引きした蛇頭という組織が、捕まるまでの去年の一月から五月までの間に約百九十人の中国人を密入国させておった。
集団密航事件についてお尋ねしたいと思います。 平成九年、十年及び十一年の上半期での集団密航事件の実情と傾向はどういうものか、警察庁、お答えいただきたいんです。
同様のことはけん銃の押収数や集団密航事件の検挙人員を見ても妥当すると思います。統計の二と三でございます。 けん銃について言いますと、暴力団からの押収数には減少傾向が見られますけれども、暴力団以外の者からの押収数を見ますと、特に平成四年あたりから増加し、一定レベルを維持していることに注目しなければなりません。
土佐清水というところは、この覚せい剤の問題だけではなしに、一昨年、平成九年十一月には以布利港というところで集団密航事件が発生しております。この集団密航事件については、また次の機会に質問をしたいと思います。
通信傍受制度の必要性についてのお尋ねがありましたが、近年、我が国では、薬物・銃器関連犯罪、組織的な殺人、集団密航事件が少なからず発生し、憂慮すべき状況にあります。
○政府委員(金重凱之君) 確かに先生おっしゃられるように、この集団密航事件につきましては犯罪組織が関与しておるということがございます。蛇頭、そして暴力団が関与しておるという部分があるわけでございます。
○政府委員(金重凱之君) 最近の集団密航事件の検挙状況ということでございますが、平成十年中に検挙いたしました集団密航事件は六十四件の千二十三人でございます。その前年、平成九年に七十三件、千三百六十人と急増した年がございましたが、これと比較しますと、件数で約一二%、人員で約二五%減少しております。
○服部三男雄君 その集団密航事件についても、これはやっぱり組織的な団体が関与しなければできないと思う、千人、二千人の人間を運ぶというわけですから。しかも密航させるとなると、正規の港に上がらないわけですから、そういう特質を考えますと暴力団が関与していると思われるわけですが、その内容と実態について説明を求めます。
警察といたしましては、集団密航事件等の多発というような現下の情勢等を踏まえまして、累次、沿岸警備の強化を行ってきておるというようなことでございました。
○内山田説明員 御指摘の件につきましては、関係府県警察におきまして、集団密航事件の多発等現下の情勢を踏まえまして、平素、沿岸警備の強化を行ってきております。その一連の警戒措置につきまして、新潟県警察における措置状況が報道されたものと承知しております。